◆ロシアタンカー重油流出続く
島根沖=1日3〜14キロリットルの重油がいぜん流出
(3月27日) 戻る
◆ロシアタンカー重油流出続く
島根沖=1日3〜14キロリットルの重油がいぜん流出
ことし一月に島根県沖の2500メートルの深海に沈没したロシア船タンカーの船尾部から、1日あたり3〜14キロリットルの重油がいぜん流出していることが、ナホトカ号船尾部残存油対策検討委員会(委員長、堀川請司埼玉大学長)の検討でわかりました。同委員会は27日、当面は船体の引き上げなどをおこなわず現状のままにするとしながらも、長期的な流出防止工法の検討をもとめた報告書を古賀運輸相に提出しました。
26日に開かれた同委員会の報告書によると、船尾部に残っているのは約3700〜9900キロリットル。
科学技術庁の深海探査機の調査から2つのタンクから間欠的に重油がもれており、海上に広がった油膜の状況から、1日あたりの流出量は3〜14キロリットル程度の流出がつづいていると推定しています。沈没してからこれまでに250〜1200キロリットルの重油が流出。しかし、沿岸に漂着する恐れはなく重油流出個所をとめる応急措置も困難だとして、今後、流出量に変化があるかどうか船体監視を継続するとともに、船体引き揚げなど6つの「恒久対策」案の検討を提言しました。