漁業への懸念など表明
福井・民主団体等重油対策本部
越前海岸で現状調査

(3月2日)                  戻る


 

 民主団体等重油対策福井県本部(代表・平野治和民医連会長、町原秀夫県労連議長)は2日、三国町とその南隣りの越前町、河野、越廼村を訪れ、重油の回収状況、除去作業の現状を調査しました。能登勝治民医連事務局長ら4人とともに日本共産党から県委員会書記長の西村明宏同対策本部長が参加しました。
 このうち6回目の重油回収になるという越廼村の岩場では、30人ほどの地元民らが作業に参加。海草、魚網とともに岩場に入りこんだ重油の塊をシャベルや手で回収し、それに灯油をしみ込ませてガスバーナーで燃やしていました。

◆漁業への懸念など表明

 約100人が作業に出ていた海水浴場の砂地では、すくった砂をフルイにかけて油塊を選別。村議会議長の村中勝士区長は「重油は消波提や岩湯付近にかなり残ってるようで波の関係で再漂着している。繰り返し回収が必要。例年、3月下旬からアワビの稚貝を放流するが海中の調査をしてみないと」と不安を語っていました。
 重油対策予算に1500万円を計上したという河野村総務課では「岩などにこびりついた油が海に出てくるので監視が必要。岩場が多くボランティアが入れないためクレーンで回収してきた。役場職員は2、30人なので疲れているにとのべ、「定置網の時期だが海中の調査をしてみないと」と漁業への懸念や見通しのなさが共通して出されていました。