福井民医連 重油回収作業を調査
   ・・・活性炭入りマスク必要

(1月26日)                  戻る

 福井民医連(平野治和会長)は26日、11人が参加し、沈没したロシア船籍タンカーからの重油災害関連の健康問題の今後の対策確立のため、日本海沿岸の各市町村で重油の漂着と回収作業の状況を視察しました。日本共産党県委員会からは重油流出事故対策本部の西村明宏本部長、字野邦弘事務局長、西村公子福井市議らが同行しました。

◆健康上の啓蒙活動、休憩所の設置、作業時の休憩、休暇システムなど12項目指摘。

 同民医連は、福井市の鷹巣(たかす)海水浴場周辺の砂地の状況について「海草、藻についた重油、砂のなかに埋もれた1センチくらいの重油の塊を拾って歩く作業が多く、ビニール袋が一杯になるまでしゃがんだ姿勢が続けられている。冬の冷たい風がふくなか波しぶきをうけての作業で暖をとれるところが少なかった」と問題点を指摘しました。
 「住民には活性炭入りマスクが支給されていないばかりかマスクなしで作業にあたる人が多くみられた。救護班も保健婦が一人だけだった」と、医療体制の強化の必要性をのべました。
 先日、同地域で狭心症の既往症がある人がドラム缶に重油を移すとき心臓発作をおこしたことに触れ「『町内会ぐるみでの作業参加となっていて、欠席したいといえないという声もでている」とし、検討すべき事項として健康上の啓蒙活動、休憩所の設置、作業時の休憩、休暇システムなど12項目をあげました。