日本共産党福井県委員会、現地調査や義援金窓口開設
福井民医連とともに現地調査も・・。

重油回収者、のど・目の痛み、頭痛・・(福井医師会調査)

(1月12日)                  戻る

 
三国町の災害対策本部で作業者の健康問題、医療体制などの状況
を聞く(左から)山田和雄、能登勝治、宇野邦宏の各氏(1/12)


 ◆日本共産党福井県委員会が義援金受け付けの窓口を開設して協力をよびけ。

 ロシア船籍のタンカー「ナホトカ」による重油流出災害で、日本海沿岸各地に被害が広がっていますが、12日も日本共産党の各県党組織は被害を抑えるための直接支援とともに、各県当局に緊急対策の申し入れをおこなったり、義援金受け付けの窓口を開設して協力をよびけています。また、民医連は重油除去作業員の健康問題や医療体制現状を調査するなど休日返上で奮闘しています。
 ロシア船タンカーによる重油流出事故で、日本共産党福井県委員会は12日、被害の支援と重油除去のための活動資金として義援金窓口を開設しました。

義援金口座番号は郵便振替、金沢00750・4・27951日本共産党福井県委員会です。
◆日本共産党福井県委員会が福井民医連とともに現地調査。

 この日、福井民医連の能登勝治事務局長らは日本共産党県委員会タンカー流出事故対策委員会の宇野邦弘事務局長、山田和雄三国町議とともに重油回収作業が続けられている三国町安島(あんとう)の現地を訪れました。
 作業参加者への健康問題については「町の保健婦を常駐させているが、まだ需要が少ない」(町災害対策現地本部)ということですが、休日のこの日、医療ポランティアにあたっていた町内の医師は「できれば平日にボランテイアできてくれるとありがたい。医師と看護婦はいたほうがいい」と現状を説明しました。
 能登氏らは「常駐医師が決まるまで当面、平日の医師看護婦の派遣を考えたい」と語りました。また滋賀と県内の全国商工団体連合会の会員21人や県民青同盟の2人も回収作業にあたっていました。

◆「夏ここで、ヨットの練習をしているし、きれいにしたかった」重油回収ボランティアの声

 同町米ケ脇で海女の一人は「毎日の回収作業で疲れてしまいました。ここにはクレーン車が入れないところが多く、ドラム缶まで重油を運ぶのが大変。一日でも早く海から油がなくなって、が私らの願い」と訴えていました。岩場についた重油を手ではがす作業をしたという県内の男子学生は「県ヨット連盟からの話もあり自主的に参加しました。このあたりで夏、ヨットの練習をしているし、きれいにしたかった」と語っていました。

◆重油回収者、のど・目の痛み、頭痛・・(福井医師会調査)
 「急に危険性を住民や、関係機関に周知する必要がある」 戻る

 沈没したロシア船籍タンカーから流出した油処理作業にあたっている福井県三国町の関係者の間に、重油の有害化学物質が原因とみられる異常が広がつています。11日、同県の坂井郡医師会(宮崎茂和会長)の調査でわかりました。
 同医師会に所属する開業医や病院に、油処理にあたった後、のど、目の痛みや頭痛、食欲がなくなるなどの症状を訴える患者が訪れていることから、災害医療対策本部を設置。
 重油には硫化水素など有害化学物質が含まれており、揮発性の成分で、さまざまな健康影響が心配されます。宮崎会長は、「作業参加者は危険性を知らないか、誤解している。作業するときは、活性炭入りのマスクや、農薬をまく時に使うゴーグルをつけ、ゴムの手袋、ゴムの長靴をぜひ身につけてほしい。早急に危険性を住民や、関係機関に周知する必要がある」といいます。
 1974年の水島製油所からの重油流出事故では、作業後に体調をくずした人が多く、93年のイギリス北部でのタンカー流出事故では、英国の公衆衛生当局が屋外で働く住民にマスクを支給しました。