非核の世界・日本めざして
原水爆禁止2001年世界大会・長崎(01/8/7〜9
)
原水爆禁止世界大会・長崎が2001年8月7日〜9日の日程で開催されました。嶺南地区委員会からは、河内猛、山本貴美子両市議、山本雅彦氏が参加しました。
参加者の感想を紹介します。
長崎世界大会感想 福井県原水協 山本雅彦 2001/8/18
長崎を訪れたのは十数年前の新婚旅行のとき。そのときは被爆者から当時の話を聞く機会はありませんでした。
今回はじめて長崎の世界大会に参加して、長崎の被爆体験者から直接話を聞くことができました。開会総会で発言された被爆者の山口仙二さんは当時ことを、「原爆が爆発したその後0.3秒後には、地表付近の温度は℃7,000度もあった。
累々とした死体が浦上川を埋め尽くしていた。黒こげの死体、首の無い腹が引き裂かれた死体、太鼓腹の両眼の飛び出した死体、思い出すのも恐ろしいこの世の地獄であった。五十六年間、死んでいった人々が生かしてくれていると思ってる。原爆はいかなる理由があっても許すことはできない。」と語りました。
こうした原爆で亡くなられた人や被爆者の「長崎の土の叫び、風と水の訴え」は原爆を落としたアメリカ、落とされた日本の政府に届いているのでしょうか。
今日、戦争で犠牲となった多くの人たち、生き残った遺族や被爆者の平和を願う思いは正反対に、アメリカのブッシュ政権は核独占体制の維持と核戦力の絶対優位を保持しようとする危険な戦略を打ちだしています。また日本政府は、核兵器使用を認めるばかりか、米ミサイル防衛計画に「理解」「支持」さえ表明し、アメリカと一緒に戦争を行う集団的自衛権の行使を容認するなど、アメリカに加担し、核兵器廃絶に背を向けています。
山口仙二さんはこのことを、「いちばん腹立たしいのは日本政府がアメリカの後押しをしていること。20世紀最大の戦争責任者である原爆投下を命令したアメリカのトルーマン、日本の東条英機と天皇・裕仁、ドイツのナチスヒトラーであり、アメリカ・ブッシュと小泉がこの人たちの後継者となろうとしてる。」と語気を強め、怒りをぶちまけました。
私は被爆者にとってがまんがならないのは、唯一の原爆投下国アメリカと唯一の原爆被爆国日本が、世界平和の推進役になるどころか、全く逆の無法国家になっていることだと思います。
しかし、今日「ヒロシマ・ナガサキ」を語り続けた多くの人々の訴えは世界の世論となり、核兵器廃絶は実現可能な緊急目標となりました。
世界大会に参加した一人として、アメリカの横暴をやめさせ、これを後押しする日本政府の核兵器容認政策をすてさせるため、できる活動をしていきたいと思います。