動燃や故調査委が、充満した可燃ガスに引火で爆発と推定・・動燃・再処理工場事故調査委員会

(第24回会合)



(97年9月26日付け赤旗)

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 科学技術庁の動燃(動力炉・核燃料開発事業団)再処理工場事故調査委員会は9月25日、同庁内で第24回会合を開きました。田中克己委員(通産省工業技術院物質工学工業技術研究所主任研究官)が、最初の火災の後、施設のいくつかの部屋に充満していた可燃性ガスになんらかの原因で火がついて爆発したとする爆発のシナリオを示しました。

 田中委員は、火災・爆発が起こった充てん室内に二度入り、ドラム缶内のアスファルト固化体の燃焼状況や爆発による被害状況を調査してきました。

 シナリオによると、消火操作をおこなった後も、充てん室内にあったドラム缶のアスファルト固化体は酸素不足のなかで燃えつづけ、その際、水素、メタン、一酸化炭素などの軽くて着火しやすい可燃性ガスが発生、充てん室内に充満しただけでなく、エクストルーダ室など隣接する部屋にも広がりました。

 その後、充てん室内でくすぶりつづけていたドラム缶のアスファルト固化体の自己発火か、静電気火花あるいは電気設備操作などが原因で可燃性ガスに火が着き、エクストルーダ室内で爆発が起こったと考えられるとしています。

 この日の会合には、日本原子力研究所がアスファルトと硝酸ナトリウムをまぜた模擬アスファルト固化体を加熱したとき発生するガスの分析結果を報告。280度ぐらいで急激に発熱する際に発生するガスは水素やメタン、一酸化炭素の割合が高いことを明らかにしました。

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