動燃再処理工場の火災・爆発・・事故調査委が発生シナリオを発表。

(97年9月12日付け赤旗)

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 科学技術庁の動燃(動力炉・核燃料開発事業団)再処理工場火災・爆発事故調査委員会は9月11日、通産省別館会議室で第22回会合を開きました。前田充委員(日本原子力研究所東海研究所室長)は、アスファルト混合物がつくられた時点ですでに通常より温度が高かったうえ、ドラム缶内で発熱反応が起こり火災が発生したとするシナリオを示しました。同委員会の火災原因にかんするワーキンググループの議論を前田委員がまとめたものです。

 作業員らの証言では、火災の数日前から、アスファルト混合物が通常より相当やわらかめでドラム缶につめる際に飛び散るように流れ出し、ドラム缶につめた後も湯気のようなものが盛んに発生していたことが確認されています。

 シナリオは、温度が高くなっていた原因として、アスファルトと廃液をまぜるエクストルーダの回転数が上昇していたことによる摩擦熱や、廃液中に沈殿物が混入したための発熱反応が考えられるとしています。

 さらに、発火したとみられるドラム缶につめられていたのと同じアスファルト混合物を調べた結果、200度以下でも発熱反応が起こるなど、反応性が通常より高めだった可能性があると指摘。これらの発熱反応も、廃液中への沈殿物の混入が原因と考えられるとしています。

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