アスファルト固化処理の中止を決定

(97年11月29日付け赤旗)

動燃東海、火災・爆発の原因など最終報告書案の骨子・・動燃事故調査委が確認(第29回会合)
(97年11月28日付け赤旗)

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◆アスファルト固化処理の中止を決定

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 動燃動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所(茨城県東海村)のアスファルト固化処理施設で起きた火災・爆発事故で、動燃は11月28日、同施設で今後、高温のアスファルトを用いた放射性廃液の処理を二度と実施しない方針を25日の理事会で正式に決定した、と発表しました。

 動燃は今年3月の事故前から、アスファルト固化処理に代わる新しい廃液処理方法の導人を検討していたこともあり、アスファルト固化処理を再び実施することは事実上断念していました。ただ、施設そのものは廃止せず、研究目的などに転用する方向で検討を進めています。


◆火災・爆発の原因など最終報告書案の骨子・・動燃事故調査委が確認(第29回会合)     

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 科学技術庁の動燃(動力炉・核燃料開発事業団)東海再処理工場アスファルト固化処理施設火災・爆発事故調査委員会は11月27日、同庁内で第29回会合を開き、最終報告書案の骨子などを確認しました。

 最終報告書案は7章で構成し、火災・爆発の原因や、運転管理上の問題点、一般の人びとと作業員の被ばくの程度、施設建設時の安全審査などについてそれぞれ章をたてて論するとしています。

 この日は、各章についてこれまでまとめられた原案をもとに議論。火災・爆発の原因については、処理した廃液に通常とは異なる成分が含まれていたうえ、アスファルトとまぜるときの条件が変更ざれていたことなどから、ドラム缶内でアスファルト混合物の発熱反応が起こって可燃性ガスが発生し、発火したなどの見方で各委員の意見が一致しました。

 そのほかの各章についても、各委員の認識はほぼ一致したものの、安全審査にかんする章については、これまでに得られた資料にもとづく事実関係だけにとどめるか、評価を加えるかで各委員の意見が分かれ、まとまりませんでした。

 このため、今後、各委員の意見を調整したうえで、次回会合に最終報告書案を提出することになりました。


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