科学技術庁の動燃(動力炉・核燃料開発事業団)事故調査委員会は、7月17日、第16回会合を同庁内で開きました。委員の一部が検討した爆発原因の推定や、事故を起こしたアスファルト固化処理施設の安全審査にかんする資料が示されました。
吉沢善男・東京工業大学教授ら6人の委員は、これまでに明らかになっているアスファルト固化処理施設の被害状況をもとに、爆発が起こった場所や爆発の規模を調べました。その結果、爆発の中心はアスファルト充てん室で、さらにアスファルトと廃液を混合するエクストルーダという装置が置かれている部屋でもほぼ同時に同程度の圧力上昇があったと考えられることがわかりました。また、アスファルト充てん室の真上にある同施設二階の保守作業室でも爆発があったとすると被害状況によく合うこともわかりました。
3〜5圧程度の爆発圧力があったと考えられることや、爆発にかかわった物質がなんであるかはわからないものの、これまでに可能性が指摘されている炭化水素の一種のペンタンのような物質でも、水素やメタン、一酸化炭素のような物質でもこの程度の爆発圧力を生じうろことなども示されました。
同日の会合には、科技庁から、当時の原子力委員会がおこなったアスファルト固化処理施設にかんする安全審査の結果にかんする文書が提出され、今後、安全審査の経過や安全審査が妥当だったかどうかも含めて検討していくことになりました。
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