〃放水やめれば再発火〃
 一アスファルト固化体、動燃が82年の実験で確認。

(97年4月3日付け赤旗)                  

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◆〃放水やめれば再発火〃一アスファルト固化体 動燃が82年の実験で確認。


 動燃・東海再処理工場アスファルト固化施設の火災・爆発事故に関連して、動燃が82年におこなった実験でアスファルト固化体が燃えた場合、水をかけていったん火が消えても放水をやめると再び火がつくという結果が出ていたことが2日、明らかになりました。同日開かれた科学技術庁の事故調査委員会に報告されました。
 動燃によると、この実験は、アスファルト固化体の燃焼特性や施設の消火投備の妥当性について調べるためおこなわれました。
 アスファルトと硝酸ナトリウムの量が半分ずつの固化体が入ったドラム缶に火をつけて16分50秒たったところで、1分間に1平方メートルあたり10リットルの散水能力のある水噴霧器で水をかけました。水をかけはじめて15秒で火が消え、その後も5分間水をかけつづけましたが、水をとめて30後に再発火しました。
 再発火から4分30秒後、同じように水をかけると10秒で火が消え、その後5分間水をかけりづけたところ、火の粉や多量の煙がドラム缶の口からふきあげ続けたとしています。
 アスファルト固化体内部の温度は水をかけている間も七〇〇〜八〇〇度のままでした。
 この結果にもとづく所見として、「許容される水量をできるだけ長時間放水することが望ましい」とされていましたが、動燃の「消火マニュアル」にはこれらが明記されていませんでした。今回の事故では、火災発生後に1分間水をかけただけであることが明らかになっています。

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