最初の「火災」やはり爆発か
  一一「光って火柱」と訂正報告書

直後の煙漏れ、新たにわかる
科技庁が立入り検査

(97年4月15日付け赤旗)                  

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◆最初の「火災」やはり爆発か一一「光って火柱」と訂正報告書
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 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が14日科学技術庁に提出した訂正報告書のなかで、最初に発生した火災が爆発だった可能性を示唆する記述がつけ加えられていることが明らかになりました。日本共産党の吉井英勝衆院議員は、3月18日の国会質問で、最初から小規模の爆発が起こっていた可能性を指摘していました。
 訂正報告書に添付された資料によると、火災が発生した時刻とされる午前10時6分〜同8分(3月11日)のできごととして次のように記されています。
 「アスファルト固化処理施設(ASP施設)操作区域からアスファルト充てん室(R152)内が光ったため、M312から見たところ、右奥のドラム缶(1本)から火柱(2m程度)があがっていることを目視により確認。作業員がインターホーンで連絡すべく移動中にM312から見たところ、見える全てのドラム缶から火柱があがっていた。すぐにセル換気系温度警報吹鳴(以下略)」
 3月21日に提出された虚偽の報告書では、この部分の記述は、「セル換気系温度警報吹鳴」から始まっており、上記のような具体的な記述はまったくありませんでした。


◆直後の煙漏れ、新たにわかる

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 茨城県東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所の再処理工場火災で、出火から12分後に煙が作業員のいた区域に漏れ出していたことが14日、わかりました。動燃が同日午前、科学技術庁や茨城県など地元自治体に提出した報告書で明らかにしました。同報告書によると、火災が発生した3月11日午前10時6分から12分後の同10時18分ごろ、出火したアスファルト充てん室から、作業員が通行する廊下まで煙が漏れ出していることが確認されました。さらに6分後の同10時24分ごろには、施設入り口付近の更衣室や、隣の施設との渡り廊下にまで煙が押し寄せて来ていたことも判明しました。
 動燃は「作業員がどこで被ばくしたかは調査中だが、この時に煙を吸ったと推定される」としています。

◆科技庁が立入り検査

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動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所(茨城県東海村)のアスファルト固化処理施設で発生した火災爆発事故について、動燃が科学技術庁への報告で虚偽記載をしていた問題で、科技庁は14日午後、原子炉等規制法に基づき同事業所の立ち入り検査を開始しました。違反の事実が確認されれば、水戸地検に告発する方針です。同法に基づく立ち入り検査はもんじゅ事故の時に続き2回目。
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