高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のナトリウム漏れ・火災事故で動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が科学技術庁に虚偽の報告をおこなった問題で、同庁は9月10日、動燃にたいして原子炉等規制法にもとづき、「もんじゅ」を1年間運転停止するよう命じました。
虚偽報告は、ナトリウム漏れ・火災事故で最初に現場を確認した時刻を同庁に提出した法令報告書に偽って記載。敦賀簡裁が7月に法人としての動燃と職員二人にそれぞれ同法違反で罰金を命じ、三者は罰金を支払っています。
同法は、違反があった場合、監督官庁が最長で一年間の原子炉停止命令か設置許可の取り消しの行政処分をおこなうことができることになっています。
政府と青森県が核燃料サクル政策について話し合うために設けた「核燃料サイクル協議会」の初会合が9月9日、通産省で開かれました。木村守男県知事は、焦点となっている同県六ケ所村の再処理工場貯蔵プールへの使用済み核料の搬入について「県内の順を踏んで総合的に判断る」とのべました。