CO2削減を口実になぜ原発推進か・・参院特別委で阿部議員追及
(97/11/21-2)

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 日本共産党の阿部幸代議員は、11月19日の参院科学技術特別委員会で、12月にひらかれる地球温暖化防止京都会議にむけ、政府が温暖化防止対策を口実として原子力発電所の大幅な増設をかかげている問題をとりあげました。

 阿部議員が基本的な姿勢をただしたのにたいして、科学技術庁の谷垣禎一長官は「政府は二酸化炭素を中心とした温暖ガス削減対策として原子力発電の増設を国際会議でも提案する立場に立つ」「原子力は二酸化炭素を排出しないエネルギー源として、地球温暖化防止上、重要なオプションと考えている」とのべました。

 阿部議員は、政府の二酸化炭素削減対策案は、右肩上がりの電力需給の見通しを大前提に、1994年に策定された「原子力長期計画」どおりに、原子力発電を20基増設することを目標にしていると指摘。二酸化炭素削減を口実とした原発の推進であり、省エネルギーとは程遠い発想だ

と批判しました。

 さらに、原発は恒常的に放射能を排出するほか、事故による大量の放射能の放出と被ばくの危険性があること、温排水などで大量に放出される廃熱の利用が期待できないなど、地球環境へのデメリットに注目すべきだと指摘しました。

 阿部議員は、二酸化炭素の削減はエネルギーの浪費を省き、効率を高め、新エネルギーの促進をはかることによってすすめるべきだと主張しました。

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