動燃東海の低レベル廃棄物焼却施設で発煙・・バルブ操作ミスか。(97/11/20)
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- 11月18日午後0時25分ごろ、茨城県東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所にある低レベルのウラン廃棄物焼却施設で、焼却炉室の火災報知機が作動しました。作業員が確認したところ焼却炉の下部にある灰の取り出し口から煙が出ていました。直ちに焼却炉を止めたところ煙は収まったといいます。
- 動燃によると、炉室内の放射性管理データは通常レベルで管理目標値を下回っており、施設外への影響や作業員の被ばくもないといいます。
- 原因は、炉の燃焼中に灰が取り出し口に落下しないように閉じるバルブが開いた状態だったためで、動燃は何らかの操作ミスがあったとみて調査しています。
- 焼却炉は、事業所内のウラン濃縮施設から出る紙類やビニール類の低レベル放射性廃棄物を処分するもので、この日は午前11時半ごろからビニール類を燃やしていました。バルブは通常、炉内の灰が十分に冷めてから開ける手順になっています。炉がセ氏約700度で燃焼中に開いた状態となったため、灰が高温のまま取り出し口に落下、灰収納用のドラム缶内に敷いていたビニールと反応して煙が発生したとみられています。
- 動燃が県や周辺市町村に発煙について通報したのは、発見から1時間後の午後1時25分でした。東海事業所は「現場で操作していた作業員は一人だけで、状況を確認するのに手間取った」と釈明しています。東海村消防署は午後2時40分ごろに現場に立ち入り、調べた結果、発煙は火災には当たらないと判断しました。
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