フランスが高速増殖炉(スーパーフェニックス)を閉鎖へ・・仏首相が一般施政方針演説で明らかに

(97/6/19赤旗)
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◆フランスが高速増殖炉(スーパーフェニックス)を閉鎖へ・・仏首相が一般施政方針演説で明らかに

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【パリ19日山本三春記者】

 先の総選挙で誕生した社会党、共産党などからなるフランス「左翼」政権のジョスパン首相は19日、国民議会(下院)で初の一般施政方針演説をおこない、トラブルを繰り返してきた高速増殖炉「スーパーフェニックス」の閉鎖、公務員削減の中止、最低賃金の引き上げ、週35時間労働の法制化、付加価値税(消費税)の引き下げ検討などを発表。これを受けて国民議会は同日夜、297対252の賛成多数で新内閣を信任しました。

●開発固執の日本政府と大違い

 このうち環境保護団体などが強く求めてきた「スーパーフェニックス」の閉鎖は、社会党の選挙公約にも掲げられ、緑の党のボワネ代表が環境相に就任したことで実現への期待が高まっていたもの。

●高速増殖炉とは・・。

 ・・核燃料プルトニウムを燃やしながら、燃やした以上のプルトニウムを作り出す発電用原子炉。冷却に使われるナトリウムの火災が大きな問題となり、高速増殖炉で世界の最先端をいつていたフランスの「スーパーフェニックス」は、92年6月に無期限の運転中止に追い込まれ、その後運転再開とトラブルを繰り返し、昨年12月から燃料交換のために停止中でした。フランスが今回の閉鎖決定で、この分野から撤退すれば、開発をすすめているのは日本だけとなります。
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