(97年3月26日)
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◆「もんじゅ」動かしてはだめ 先頭に戻る
署名16万5千人分、福井・草の根連帯が知事に提出
「『もんじゅ』を二度と動かさないで!」の署名16万5千88人分を「もんじゅ県民署名草の根連帯」の代表約30人が26日、粟田幸雄福井県知事に提出しました。
代表は署名にこめられた数々の県民の思いを訴えました。
敦賀原発から7 キロのところに住んでいる「原発の安全性を求める嶺南連絡会」の上野寿雄代表委員は「私の地域には、火災・爆発事故を起こした動燃の再処理工場に就職している人もいて、『息子は被ばくしてないやろか』と家族が不安を語っていた」とのべました。
小浜の代表は「『もんじゅ』がこけたからプルサーマルをすすめるというのには納得できない」とし、それぞれ「もんじゅ」は二度と動かすべきでないことを強く要請しました。
三方の代表は再処理工場での事故後、『もんじゅを動かすのは不安でたまらん』と訴える人がいた。知事は署名にこめるれた県民の気持ちを代弁して」と強調。
鯖江の代表は、今後の原子力政策に国民の合意形成をはかることが必要とした知事の見解にふれ「だれがどのようにして判断するのか」などと迫りました。
栗田知事は、署名について「重く受け止めたい」と答えました。高速増殖炉のあり方については、「国が国際的状況を踏まえて広く国民の意見を聞くべき」だといいました。
国民の合意形成の見極めについては「だれが何の基準ではかるのかは難しい。いろんな意見を集約して国が判断したことに県がものをいっていきたい」とのべるにとどまりました。
日本共産党の佐藤正雄県民運動本部長は栗田知事の応対についてこう語っています。
「知事は、もんじゅは動かさないと約束はしませんでした。科学技術庁、動燃は『もんじゅ事故』の原因究明はすんだとして運転再開にむけ走りだそうとしていますが、再処理工場施設での火災爆発事故は、『もんじゅ事故』の教訓がまったく生かされていないことを浮き彫りにしました。『もんじゅは動かさないで』『プルトニウム循環方式はやめよ』の運動をさらに広げていきたい」
◆原発反対県民会議が「もんじゅ事故報告書」
科技庁報告を枇判 先頭に戻る
福井県内の日本共産党、社民党や市民団体などで構成する原発反対県民会議は24日、福井市内で常任幹事会を開き、県民会議「もんじゅ火災事故調査」検討委員会からの「検討結果報告書(第4回)」の報告をつけ、記者会見で発表しました。県民会議では「科学技術庁第3次報告書」を原子力委員会に差しもどすよう要請することを決めました。日本共産党からは山口寛治治・美浜町議らが参加しました。
会見では、「今回の『科学技術庁第三次報告書』が検討の中心課題としている二つの項目、つまり、 温度計1本のみが破損した原因およびライナー(鋼板)が破損したナトリウム漏洩(ろうえい)燃焼実験について、これらの究明は、必要な実験と定量的な解析が決定的に不足しており、とても徹底究明がおこなわれたとはいえない」としています。科学技術庁報告を承認した「タクスフオース」の最終会議の場に県と教賀市の職員が招かれ、発言していたことは問題と批判。県民と市民に非公開のまま、県市がこの報告書の作成に関与いていたとすれば重大だ、と指摘しました。
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