燃料プール一困か・・福島第1、4号機の水素爆発/東大など研究チーム
福島第1、4号機の水素爆発は、燃料プールが困か・・東大など研究チーム
福島原発 放射性物質が10〜100倍高く‥1号機原子炉建屋
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(「しんぶん赤旗」2011/9/14)
福島第1、4号機の水素爆発は、燃料プールが困か・・東大など研究チーム
東京電力福島第1原発事故で、3月15日の4号機原子炉建屋爆発は、使用済み燃料プールから発生した水素と水蒸気が一因の可能性があるとの解析結果を、東京大や原子力研究開発機構などの研究チームがまとめました。19日から北九州市で開か見る日本原子力学会で発表されます。
東電は3号機原子炉で発生した水素が共通の配管を通じて4号機に流入したのが原因としていますが、研究チームは3、4号機の爆発に約20時間の差があることなどから疑問視しています。
研究チームはフラスコに水を入れ、水温を室温、97度、沸騰状態の3条件に設定し、放射線を照射。水が分解されて発生した水素の濃度は、97度で室温の約1・5倍、沸騰状態では水蒸気が空気を追い出すため水素が濃縮され100倍に達しました。
津波で冷却機能を失った燃料プールが一時、沸騰状態だったとみて試算したところ、水素の発生量は1日12立方メートル以上になりました。研究チームは、軽い水素が原子炉建屋内の上部などで濃縮、爆発したとみています。
3号機地下汚染水5700トン・・東電が水位を初発表
東京電力は13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋地下に床から5・12メートルの高さまで水がたまっているのを確認したと発表しました。原子炉に注水した水が燃料から溶け出した放射性物質を含んで漏れ出した高濃度放射能汚染水で、水の量は約5700トンと推定されるといいます。
福島第1原発1〜4号機の原子炉建屋やタービン建屋の地下には高濃度放射能汚染水がたまっており、その量は、今月6日の時点で約10万7000トンと見積もられています。しかし、原子炉建屋の地下で、これまで水位が調べられていたのは1号機だけで、3号機の水位がわかったのは初めて。1階の床の高さまでは、まだ5メートル以上あるとしています。
福島原発 放射性物質が10〜100倍高く‥1号機原子炉建屋
東京電力は12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号磯原子炉建屋上部で前日採取した空気中の放射性物質の分析結果を発表しました。2週間前の採取分より10〜100倍高くなっていることがわかったといいます。
採取はクレーンで垂らした装置を使って行いました。分析の結果は、空気1立方センチ当たりセシウム134が10万分の28〜1万分の15ベクレル、同セシウム137が10万分の41〜1万分の2ベクレルでした。ヨウ素131は検出限界以下だったとしています。
8月28日にほぼ同じ場所で採取した空気からは1立方センチ当たり、セシウム134がl00万分の56〜100万分の74ベクレル、セシウム137が100万分の53〜10万分の11ベクレルでした。
東電は、今回、採取のやり方を変えたと説明しています。
また、3号機原子炉への1時間当たりの注水量を午後2時すぎにこれまでより1立方メートル減らして7立方メートルとしたことを明らかにしました。今後、原子炉圧力容器内の温度の変化などを見守りたいとしています。