敦賀2号機・・燃料破損、放射性ガス41億ベクレル漏れる/内部被ばくの可能性も
(2011/5/10)
敦賀2号機・・燃料破損、放射性ガス41億ベクレル漏れる/内部被ばくの可能性も
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日本原子力発電は9日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)で、排気筒から微量の放射性物質を含むガスが放出されたと発表しました。放射能量は41億ベクレルで、保安規定に基づく年間目標値の約40万分の1で、外部環境に影響はないといいます。しかし、最初にガス漏れ出た補機室は、通常、人が出入りできる環境で、もし漏れ出ていた時間に人がいたとすれば、内部被ばくの可能性もあります。
同社によると、1次冷却水の放射能濃度を下げるため、放射性ガスを原子炉補助建屋内の補機室のタンクに排出する作業を行っていたところ、8日午後5時ごろ、排気筒の監視モニターの値が通常値からわずかに上昇(約520cpm/minから約560cpm、最大約610cpm)。タンク前後の弁を閉めるなどし、約3時間後に通常値に戻りました。
補機室内の設備から漏れたガスが、換気系を通じて排気筒から放出されたとみられます。
敦賀2号機では2日、1次冷却水中の放射能濃度(希カス・キセノン133)が1立方センチ当たり5〜10ベクレルから約9000ベクレルに上昇。同社は燃料棒を覆う被覆管に小さな穴が開き、放射性物質が漏れたとみて、漏えい燃料特定のため7日に原子炉を手動停止していました。
説明・・今回、原子炉の燃料が破損して、放射性のガスが発生してしまい、一次冷却水のなかにガスが混じってしまいました。
その一次冷却水の中のガスを集めて放射能のレベルを下げる装置や分析装置などがある補機室が、原子炉格納容器の外にあります。補機室は、通常、人が出入りするため、24時間換気しています。
今回漏れ出たといわれる補機室の、分析装置などのバルブが開けっ放しになっていたか、配管が壊れていたかで、放射性ガスが補機室に漏れ出てしまい、そのまま換気口から排気口を通じて放射性ガスが排気筒を通って漏れ出てしまいました。
もしその時、補機室に人がいたら、内部被ばくしてしまった可能性もあるが、そのことはプレス発表ではふれられていません。