廃棄物施設、〃改修作業目立たぬよう〃・・動燃所長、隠ぺい指示。(外部への目を意識して改修計画を延期。その分の予算をプルトニウム施設の老朽化対策などに流用)
(97年9月7日付け赤旗)              

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◆廃棄物施設、〃改修作業目立たぬよう〃・・動燃所長、隠ぺい指示。(外部への目を意識して改修計画を延期。その分の予算をプルトニウム施設の老朽化対策などに流用)

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 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所(茨城県東海村)の低レベル放射性廃棄物貯蔵施設の放射性物質漏れに絡み、同施設改修の予算が科学技術庁への申請とは別の目的に流用されていた問題で、同庁は9月5日、これまでの調査結果を発表しました。それによると、改修作業が「不始末をしていると思われる」として、地元や一般住民などには「別の目的の作業」と説明しようと試みた上、外部への目を意識して改修計画を延期。その分の予算をプルトニウム施設の老朽化対策などに流用していたことが明らかになりました。

 同庁は再処理工場の火災・爆発事故後の今年4月のいっせい点検で、同貯蔵施設が対象から抜け落ちていたことも判明したとし、意図的に対象外にしていた可能性もあるとみて調べています。

 同庁などによると、動燃は低レベル放射性廃棄物貯蔵施設内から腐食したドラム缶をいったん外に出し、水漏れ防止などをおこなう改修計画を1993年度に開始。しかし、2年目の94年9月、当時の事業所長(宮原顕治動燃監事)が「改修作業を極力(外部に)

目立たないように進め、万一、作業について質問を受けたとしても別の作業目的を説明できるように」と職員に指示しました。水漏れやドラム缶の腐食を放置したまま計画の延長を決め、その後の予算は、当初計画が進んでいるように見せ掛けて要求していました。

 このほか、既に水漏れが進んでいた83年から5年計画で、廃棄物を移転する経費を予算化していましたが、移転後の貯蔵方法がなく、結果的に実施していないこともわかりました。

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