法令にもとづく作業要領無視(放射性物質漏れ問題)・・吉井議員が衆院科技委で動燃と科技庁を追及。

(97年9月17日付け赤旗)              

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 衆議院の科学技術委員会は9月16日、動燃(動力炉・核燃料開発事業団)東海事業所のワラン廃棄物貯蔵施設で放射性物質が漏れだしていた問題について審議しました。日本共産党の吉井英勝議員は、動燃の管理のずさんさと科学技術庁の責任についてただしました。

 吉井議員は、問題が発覚した直後の8月28日に現地調査した結果、貯蔵施設内に保管されていた放射性廃棄物を入れたドラム缶にはナンバーさえ打たれていないことがわかったと指摘。「原子炉等規制法」にもとづいて動燃がつくった「ウラン系放射性固体廃棄物受入貯蔵管理作業要領書」には、「受け入れた廃棄物の種別、個数等を管理記録に記入する」となっているが、記録台帳はつっくてあったのかと質間しました。

 これにたいし、動燃の中野理事は、あったはずだがみつからないなどとのべ、明確に答えることができませんでした。青井議員は、動燃が法令にもとづく要領書さえ無視した管理をおこなっていたことは明らかだと批判しました。

 さらに、日常点険で施設内に水がたまりドラム缶が倒れたり、さびて穴が開いていることが早くからわかっていたにもかかわらずまじめに対策をとろうとしてこなかった動燃と、それを放置しチェックも指導もしてこなかった科学技術庁の責任に言及。低レベルのものさえまともに管理や指導ができない動燃や科学技術庁に原子力施設や放射性物質を扱う資格も能力もないと強調しました。

 吉井議員は、「もんじゅ」や再処理工場での事故が続発していることにも、ふれながら、こうした問題が起こるのは、政府・電力会社が、技術的に未成熟なままプルトニウムリサイクル路線を安全を無視して推し進めているからだとのべ、原子力政策の転換を強く求めました。

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