茨城県が調査・・動燃8貯蔵施設で雨漏り、腐食、監視カメラ故障など異常見つかる。

(97年9月13日付け赤旗)              

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 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海事業所(茨城県東海村)の低レベル放射性廃棄物貯蔵施設での放射性物質漏れに関連して、同事業所内の他の8施設でも雨漏りや鉄製コンテナの腐食、監視カメラの故障など、管理状況に異常があったことが9月11日、茨城県が実施した立ち入り調査で明らかになりました。

 同県は9、10日の両日、県内23カ所の原子力事業所に立ち入り、すべての廃棄物貯蔵施設計125施設を一斉点検しました。その結果、動燃東海事業所の35施設のうち、すでに放射性物質漏れがあった施設を除き8施設で異常が見つかりました。動燃以外の事業所では異常はなかったといいます。

 同県によると、ウラン系廃棄物第6倉庫では、天井の換気装置から雨漏りがあり、廃棄物を覆ったビニールシート上に水たまりが確認されました。また、同第2倉庫では、廃棄物を格納する鋼鉄製コンテナ数基が腐食。プルトニウム系廃棄物貯蔵施設でも、床面に水たまり、壁面にしみがあったほか、鉄骨の支柱にさびが見つかりました。

 さらに、火災・爆発の起きたアスファルト固化処理施設でドラム缶に詰めた廃棄物を貯蔵するアスファルト固化体貯蔵施設では、監視カメラが故障し、正常時の三割の範囲しか撮影できないことが判明。動燃は昨年12月に故障に気付きながら、「予算が下りない」などの理由で放置していたといいます。

 県原子力安全対策課の石川享課長は「他の事業所の管理状況とは差が歴然としている。原子力安全協定にもとづき早急に改善を要求していく」と話しています。

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