動燃東海事業所がウラン50トンを埋設・・廃棄物貯蔵施設付近など2カ所で

予算の流用問題で動燃が科技庁に報告・・ウラン廃棄物のずさん管理問題
(97年10月5日付け赤旗)              

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◆動燃東海事業所がウラン50トンを埋設・・廃棄物貯蔵施設付近など2カ所で

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 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)は10月3日、放射性物質漏れの起きた東海事業所(茨城県東海村)の低レベル放射性廃棄物貯蔵施設付近など2カ所に、精錬されずに残ったウラン鉱石約50トンが埋設ざれていることを明らかにしました。9月に実施したボーリング調査をもとに、周辺環境への影響がないか確認しています。

 動燃によると、前身の原子燃料公社東海精錬所は1969年までに、約1000トンのウラン鉱石を受け入れ、そのうち約950トンを精錬しました。残りの鉱石52・6トンは、精錬の過程でできた残さいなどとともに、廃棄物貯蔵施設付近と試験棟跡の地中に埋設されたといいます。

 貯蔵施設問題で環境調査をしている科学技術庁のデータ評価委員会(市川龍資主査)は、施設周辺の地表から採取した土壌から、通常の土壌に比べ最高で百倍程度のウラン濃度が測定されたことを既に確認しており、埋設ざれたウラン鉱石との関連を調べています。


◆予算の流用問題で動燃が科技庁に報告・・ウラン廃棄物のずさん管理問題

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 ウラン廃棄物のずさん管理が明らかになった動力炉・核燃料開発事業団へ動燃)東海事業所(茨城県東海村)の低レベル放射性廃棄物貯蔵施設で、1993年から5年にわたって架空の施設改修の名目で獲得した予算を別の目的に流用していた問題で、動燃は10月3日、科学技術庁に報告しました。

 動燃は予算が複数年度にわたる93年以降の53事業を調査。4年間の予算額約14億円に対し、半分以下の約5億円しか執行されていなかった東海事業所の燃料被覆管廃棄物処理技術開発施設(HWTF)など、当初の過大な工事費見積もりなどで執行額が予算を大きく下回ったものがありました。科技庁は引き続き流用や次年度への繰り越しの実態を詳しく調べるとしています。

 また、科技庁は動燃に対し@予算と執行がかい離しないような責任体制の明確化A安全管理にかかわる問題点を先送りしないような意思決定ーをおこなうよう求めました。


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