●美浜3号機事故 B系統の主給水管も必要肉厚半分以下の1.8ミリに‥経産省の事故調査委員会が明らかに
(2004/9/7)
●国の安全規制の見直し、高経年化対策の検討、県民に経緯を説明せよ・・県知事、県専門委員長が事故調査委員会で要望
経済産業省原子力安全・保安院の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が9月6日福井市で開かれ、9月末に中間とりまとめを行うことを確認しました。とりまとめでは、二次系配管の安全管理について国の関与を明確にするほか、下請けまかせにされている保守点検方法の見直し、再発防止策などについてまとめるといいます。
この会議には、西川一誠・福井県知事、中川英之・福井県原子力安全専門委員長らも参加し、国の安全規制の見直し、高経年化対策、経緯を県民に明瞭に説明することなど要望しました。しかし、老朽化した原発の高経年化対策の検討については、とりまとめの対象に入りませんでした。(注)詳細はこちら・・・(工事中)
●美浜3号機事故 B系統の主給水管も必要肉厚半分以下の1.8ミリに‥経産省の事故調査委員会が明らかに
関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で6日、経済産業省の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が福井市で開かれました。同委員会の報告によると、復水器から蒸気発生器に給水するA,B二つある系統のB系統の主給水管で、必要最小肉厚が国の基準で4.7ミリ以上必要であるところ、1.8ミリしかありませんでした。福井県警が立ち会いの下、関電が同系統の配管肉厚測定を実施したといいます。
この配管は、今回破損したA系統の配管同様、流量測定器構造物「オリフィス」の下流で、特に減肉が発生しやすい場所でした。またA系統同様、国により超音波による詳しい検査が義務づけられているにもかかわらず、一九七六年の運転開始から28年間一度も点検・検査されていませんでした。