「ふげん」緊急停止・・原子炉の出力降下中に誤作動か?(98/6/5赤旗)
               

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 福井・動燃動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市、十六万五千キロワット)で6月5日、計画停止をするため、原子炉の出力を降下させる作業をしていたところ、重水タンクで水位の低下を示す信号が出て原子炉が緊急停止しました。
 動燃から連絡を受けた福井県原子力安全対策課によると、原子炉の出力がほぼゼロとなった状態の午後1時50分ごろ、中性子の速度を減速させる重水をためるタンクで、水位が約80センチ分下がったことを示す信号が出ました。このため燃料の周囲にあった重水が同タンク側に移動し、原子炉が自動停止したといいます。
 動燃は、重水がタンクから漏れた形跡がないため、何らかの誤作動で信号が発生したとみて、原因を調べています。