「ふげん」また重水漏れ一一トリチウム濃度高で警報
(97年11月7日付け赤旗)                  

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 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)は10月5日、定期検査中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市16六5五千キロワット)の重水精製装置建屋で重水が漏れ、放射性物質のトリチウム濃度が高くなったことを示す警報が発生したと発表しました。
 「ふげん」では今年4月、重水漏れが起き、通報が一日半遅れた問題で運転停止命令を受けました。今回は漏えいから約17分後に県に通報があったといいます。
 動燃から連絡を受けた県原子力安全対策課によると、同日正午ごろ、劣化した重水をドラム缶からタンクへ移している作業中、重水約50立方センチメートルが漏れ、建屋の排気筒のモニターが、重水に含まれる放射性物質のトリチウムの濃度が高いことを示す警報が発生。約20分後には、警報は止まりました。
 動燃によると、ドラム缶と重水はタンクをつないでいるホースの接続部から漏れたとみられています。
 「ふげん」では4月の重水漏れに続き、10月には職員の被ばく、冷却水漏れが起きるなど事故が相次いでいます。