新型転換路(原発)「ふげん」事故。
動燃、また通報遅れ。 
  一一科技庁長官が運転停止命令

(97年4月16日付け赤旗)                  

戻る


                          先頭に戻る

 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)から15日、福井県に入った連絡によると、定格出力で運転中の新型転換炉原型炉「ふげん」(福井県敦賀市、16万5千キロワット)で14日早朝、原子炉の減速材として使われる重水の精製装置の建屋から出る放射能をもつトリチウムの濃度が上昇したことを表す警報が鳴りました。福井県との安全協定にもとづき、直ちに連絡すべき事故にもかかわらず、県への通報が一日遅れになりました。近岡理一郎科学技術庁長官は15日、動燃理事長にたいし、「ふげん」の運転停止を命じました。
 県原子力安全対策課によると、14日午前3時30分からトリチウム濃度が上昇を始め、同5時33分に警報が発生。6時20分ごろ、重水精製建屋の排気筒モニターが最大値を示しました。動燃は、精製装置の運転と換気を停止、調べたところ、重水の循環ポンプと配管のつなぎ手のところから、重水が漏れているのが見つかったといいます。


                   戻る