損傷隠ぺい

東電に抗議、申入れ

日本共産党福島県議団

第三者機関で究明を

2002年9月25日(水)「しんぶん赤旗」より
 日本共産党福島県議団(江田清団長、五人)は、国と東京電力の原発損傷隠ぺい事件で、新たな隠ぺいが次々と発覚していることを受け、24日、福島県庁内で東電にあらためて抗議し、申し入れをしました。

 江田清、伊東達也、阿部由美子、穴沢洋、神山悦子の各県議が出席し、東電福島事務所の担当課長が応対しました。

 申し入れでは、当初発表された29件の隠ぺいのほかに、8件の隠ぺいがあったことを、東電本社が13日には認識していたにもかかわらず、18日に南直哉東電社長が佐藤栄佐久県知事と会ったときに、一切触れなかったことを批判。

 「県民を代表する知事にすら伏せておいて、報道されてからこれを認めるというやり方は、立地県の県民を重ねてあざむくもの」と指摘し、これ以上隠ぺいがないか徹底究明して公表することを要求しました。

 さらに日本共産党の志位和夫委員長が23日に発表した緊急提言でも第一に掲げる、第三者機関による事故隠しの全容徹底究明を受け入れ、「県民の安心」に応えることなどを求めました。

 県議団から、日本共産党国会議員団の調査で発覚した、未発表・未報告の配管の傷について説明を求められた担当課長は、「アメリカの維持基準などから問題ないと判断した」と回答。県議団は「東電が発表に値しないと判断した傷が、たくさんあり得るということだ。安全性にかかわらず、実際にある傷を発表するのは当たり前のことではないか」(穴沢県議)と反論し、東電への県民の不信感が払しょくされるどころか、いっそう不信がつのっている状態であることを強く伝えました。